勝手にリスペクト・ザ・ムービー

ナイト・オン・ザ・プラネット

いやぁ、ここんとこ
夜は随分、冷えますねぇ…ってもう12月かよ!
ヒゲにとっては
20代最後のクリスマス&正月が、
もう間もなく訪れます…

さてさて、
本日も予定時間ノビノビでお送りしてます、
『勝手にリスペクト・ザ・ムービー』。
今日はアニメじゃないですよ。
ご紹介しますは
ジム・ジャームッシュ監督作品の
『ナイト・オン・ザ・プラネット』です。

Night05タイトル/
ナイト・オン・ザ・プラネット
原題/Niguht on Earth
製作/1991年
製作国/アメリカ
配給/フランス映画社

【出演】
ウィノナ・ライダー
ジーナ・ローランズ
ベアトリス・ダル
ロベルト・ベニーニ
アーミン・ミューラー=スタール
ロージー・ペレス
ジャンカルロ・エスポジート
マッティ・ペロンパー

【スタッフ】
監督/ジム・ジャームッシュ
製作/ジム・ジャームッシュ
製作総指揮/ジム・スターク
脚本/ジム・ジャームッシュ
撮影/フレデリック・エルムズ
編集/ジェイ・ラビノウィッツ
音楽/ トム・ウェイツ

【あらすじ】
ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキ。
世界の5都市で、
各国のタクシードライバーたちが
体験する5つの物語を、
同時進行のオムニバス形式でつづった作品である。
ロスでは若い女性運転手(ウィノナ・ライダー)が
ハリウッドの大物キャスティング・エージェントを車に乗せる。
ニューヨークでは、
今夜が初仕事という初老のドイツ人運転手が
黒人のお客を乗せハーレムへ向かう…。


登場人物は基本的に、
各国のタクシードライバーと客のみ。
車内でのやりとりだけで
ドラマは展開していく。
こんなシンプルなシチュエーションだからこそ、
見事に人々の情感が伝わってくる。

Night01_1ヒゲはこの映画で、
ウィノナ・ライダーに恋をした。
ここでの彼女は
全くもって
飾りっけがない。
タバコはバカバカ吸う。
言葉は乱暴。
顔も何だかススけている。
それでも表情が
みずみずしく、異常に魅力的。
彼女が放つ“素”の美しさが
もろに、ヒゲのツボをついた。

ドラマとして好きなのは、パリの話。
人種差別に悩む
若い黒人のドライバー。
彼の車に、盲目の女性が乗る。

Night02この2人が交わす会話には、
つくづくシビれた。
内容はここで語ると
きっと、安っぽく
なってしまうので
あえて書かないことにする。

元・ピエロのドイツ人のおっさんが
おかしくも哀愁を誘う、
ニューヨークの話もたまらない。

まさに、ヒューマン・コメディー。
ヒゲはまだ、
オムニバス映画と呼ばれる映画の中で、
この作品以上のものを観たことがない。

監督はこのコーナーの最初で紹介した
『デッドマン』と同じ、
ジム・ジャームッシュ。

Night04

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耳をすませば

予定時刻より
随分と遅くなってしまいました、
先日、11/30付の『勝手にリスペクト・ザ・ムービー』。

やっとコメントをもらえたので、
先日に続いてアニメ映画を紹介します。
え、いやらしいって?
いやいや、これも名作なのですよ。
みんな大好き“スタジオ ジブリ”より、
『耳をすませば』です。

Mimisuma01タイトル/耳をすませば
製作/1995年
製作国/日本
制作/スタジオ ジブリ
配給/東宝

【出演】
月島雫:本名陽子
天沢聖司:高橋一生

月島靖也
(雫の父):立花隆
月島朝子
(雫の母):室井滋
月島汐
(雫の姉):山下容莉枝
バロン:露口茂
西司朗(地球屋主人):小林桂樹
原田夕子:佳山麻衣子
杉村:中島義実
高坂先生:高山みなみ
Moon_4
【スタッフ】
監督:近藤喜文
脚本・絵コンテ・制作プロデューサー:宮崎駿
作画監督:高坂希太郎
美術:黒田聡
音楽:野見祐二
原作:柊あおい

【あらすじ】
読書が大好きな女子中学生、
月島雫(つきしましずく)。
雫は愛読書の図書貸し出しカードに
天沢聖司(あまさわせいじ)という名が
必ずある事に気がつき、
知らない彼への思いをめぐらす。
そんなある日、
電車の車内で出会った猫に導かれ、
地球屋という不思議な店に迷い込む…


自分の許容量を超える“素敵さ”に出逢うと、
人は総毛立つ様な感覚に見舞われる…
それを教えてくれたシーンが
この映画にはあった。

それは雫と聖司が
“地球屋”で、はじめて心を通わすシーンでの一幕。

聖司の演奏で、
『カントリー・ロード』を歌う、雫。
そこに友人を連れて帰ってきた
“地球屋”の主人(聖司の祖父)。
「シーッ」なんてやって
2人を邪魔しない様に、
おのおの楽器をとって
演奏に加わる。

…活字にすると、つくづく伝わりづらくなるなー。
でも、本当に素敵なシーンなのだ。
ヒゲは総毛立った後、
何だか嬉しくて涙が出た。
もしかしたら映画を観て、
“うれし涙”を流したのは
初めてだったかもしれない。

だけど何でだろうか?
素敵すぎるものって、ちょっと恥ずかしい。

あれは、アニメだからこそ
見る者と演じる者の距離感が保たれ、
そこまで心を動かされた気がする。
芝居でやってしまうと、
いくら達者な方が演じても
きっと、恥ずかしさが先に立ってしまっただろう。

人間の持つ“あたたかい感情”を表現するのに、
アニメの方が長けてる部分もあるのだなぁ。

そういった意味で言えば、
絶対に“実写化不可能”なアニメだと
ヒゲは思うのである。

Mimisuma02_1

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劇場版 ちびまる子ちゃん

“特集”なんて
クギ打ってはみたものの、
コメントゼロのこの企画。
みなさんにご覧になって頂けてるのかしら…

それでもめげずに続けますよー。
ヒゲの『勝手にリスペクト・ザ・ムービー』。

今回、紹介致しますは…

Maruko04あらあらあら、
可愛らしいこと。
そうです。
皆さんお馴染みの
『ちびまる子ちゃん』です。

これまで紹介してきました作品と
随分、毛色が違いますが
この“劇場版”は、
まぎれもない名作なのです。

Maruko02タイトル/劇場版映画
ちびまる子ちゃん
製作/1990年
製作国/日本
配給/東宝

【出演】
ちびまる子…TARAKO
お父さん…屋良有作
お母さん…鈴木みえ
おじいちゃん…富山敬
おばあちゃん…佐々木優子
お姉ちゃん…水谷優子
大野くん…山口勝平
杉山くん…水原りん

【スタッフ】
原作・脚本/さくらももこ
製作総指揮/本橋浩一
監督/芝山努

【あらすじ】
まる子のクラスメイトの
大野くんと杉山くんは、
暴れん坊だが
名コンビぶりを発揮する二人。
ところがある日、
その友情にヒビが入る
出来事が起こる。
何とか二人を元通りにして
あげたいと願うまる子は…

Maruko01この映画を観たのは
ヒゲが中学校1年の時。
地方の映画館で
ありがちな
抱き合わせ上映のうちの
1本だった。
ちなみにその時は
“東映まんが祭り”の
『ドラゴンボールZ』を観に行っていた。
つまり、たまたま流れで鑑賞した映画なのだ。
ちなみに上映後、
中学生のヒゲは号泣。
帰りに思い出して、
チャリンコこぎながらまた泣いた。

大野くんと杉山くんの友情…素敵すぎるぜ。
人が感情の核に持つ
ごくごくピュアで、
シンプルで、
儚い部分に
直接響いてくる。
少年時代が過去になればなるほど、
この映画を観る時の感動は
深くなっていくんだろうなぁ…
だから、忘れたくない作品なのだ。

ありがとう、さくらももこ。

大人になっていく自分を
少しだけ好きになれました。

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憎しみ

マチュー・カソヴィッツという
映画監督を知ったキッカケは、
今回、紹介する『憎しみ』という作品だった。

Photo_57専門学生時代、
早稲田にある
某・映画館で
やっていた
オールナイト上映。
何かのついでに
フラリと入り、鑑賞した。

『何じゃーコリャー!!』
当時のヒゲの感性に
乱暴に喰い込んできた、あの衝撃。
「これを撮った監督は、一体何者だ?」
調べてみると、
ヒゲを2つ目の衝撃が襲った。
何と、その監督は
当時27歳の若者だったのだ!
脚本、編集までも、彼が担当していた!!

その男の名は、“マチュー・カソヴィッツ”。

某・映画監督は彼をこう称した。
『フィルムに愛された男』と…

03_3タイトル/憎しみ
原題/LA HAINE
製作/1995年
製作国/フランス
配給/KUZUI
エンタープライズ

【出演】
ヴィンス…
ヴァンサン・カッセル
ユベール…
ユベール・クンデ
サイード…
サイード・タグマウイ

【スタッフ】
監督・脚本・編集/マチュー・カソヴィッツ
製作/クリストフ・ロシニョン
撮影/ジョルジュ・ディアーヌ
美術/ジョゼッペ・ポンツーロ

※この映画はモノクロ作品です。


【あらすじ】
バンリュー。
それは華やかなパリからは
想像もつかぬ、
疎外された人々の集まる都市郊外。
社会への憎しみと軽蔑の悪循環で、
やりきれない鬱憤に包まれたスラム街。
そのバンリューで深夜、
怒りの頂点に達した若者たちが
暴動を起こした…
一夜明けて、警察の厳重な監視の下、
ヴィンス、ユベール、サイードの三人は
手持ちぶさたな朝を迎える。
しかし、ヴィンスが暴動の際に
警官の拳銃を偶然拾っていたことから、
彼らの憎悪は暴発の危機を孕むようになる。
再発しそうになる暴動で、
友人の死を知った駅ビルで、
スキンヘッドにからまれたパリの街角で…
あらゆるところで拳銃は銃口を光らせ、
彼らの憎しみを背負う。
社会が生んだ偏見と矛盾は、
三人にどんな運命をもたらすのか?

02_5あらすじを打っていて
気がついたのだが、
前に紹介した
『シティー・オブ・ゴッド』と
話の流れがちょっと似ている…
どうやらヒゲは
こういった底辺で葛藤する
若者の群像に弱いようである。

この映画に最も似合う言葉は
“斬新”。
ドラマが展開する中、
ハッとする様な描写が
所々にちりばめられている。
そして何よりの見所は
ヴィンス役=
ヴァンサン・カッセルの鋭利な迫力。
たった一つの拳銃の銃口に刮目させられ、
ピンと張りつめた緊迫感の中で
この映画が迎える、ラストシーンの静寂…
それを体験した時、
ヒゲは身震いがした。

まぁ、確実にヤローにしかウケない作品だろう。
それ故に、コレを鑑賞した女性の感想を
是非とも聞いてみたい。

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シティー・スリッカーズ

「俺が出ている映画のほとんどは、
 どうしようもないゴミのような映画だ。
 監督らもそうさ。
 映画を作るどころか
 交通整理すら任せられないような奴が多かったよ」

こんな口の悪い名優が、
去る11月13日にこの世を去った。
『シェーン』の悪役で知られる、
ジャック・パランスである。

Citys02_1ヒゲが
この事実を知ったのは
つい今しがた…
すっかり
滞っていたコーナー、
『勝手にリスペクト・
ザ・ムービー』の
記事作成の為、
ネットで調べものを
していた際だった。
脇役好きのヒゲにとっては、
たまらない俳優。
出演する映画ほとんどで
主演することは少なかったが、
その骨太な存在感は
作品そのものを支配するかのようだった。
国宝級のいぶし銀!!

出演作の一覧↓
http://www.fmstar.com/movie/j/j0192.html

そんなワケで、
彼への追悼の思いも込めて
今回オススメする映画は、
『シティー・スリッカーズ』である。
Citys01タイトル/
シティー・スリッカーズ
原題/CITY SLICKERS
製作/1991年
製作国/アメリカ
配給/不明

【出演】
ミッチ…
ビリー・クリスタル
フィル…
ダニエル・スターン
エド…
ブルーノ・カービー
ボニー…
ヘレン・スレーター
カーリー…
ジャック・パランス

【スタッフ】
監督/ロン・アンダーウッド
製作総指揮/ビリー・クリスタル
撮影監督/ディーン・セムラー
音楽/マーク・シェイマン
主題歌/ジェームス・イングラム

【あらすじ】
NYのラジオ局に勤めるミッチ、39才。
仕事にも家庭にも
どこか満たされない日々を
過ごしていた彼は、
同じ様に悶々としていた
古い友人のフィル、エドと共に
2週間のカウボーイ体験ツアーに
出かけることとなった。
広大な自然と
250頭の牛の大群。
遊び半分で参加した
3人であったが、
思いもよらぬハプニングと
大きな試練が待ち受けていた。

『シティー・スリッカーズ』は
高校の時、
ある友人にすすめられて
観た作品だった。
出逢った当初は妙に大人ぶってて
少々いけ好かない奴だったが、
この映画を観た後
すすめてくれた彼を好きになった。
分かりにくいかも知れないが
そんな映画なんだ。

ジャック・パランスは
物語の核となる生粋のカウボーイとして出演している。

Citys04都会暮らしの中年男、
ミッチ(ビリー・クリスタル)に
人生について
静かに語るシーンがある。
人差し指を一本立てて、
「人生の秘訣はこれさ」と言う。
ミッチが不思議そうに
「何だい?」と聞き返すと、
「あとは自分で考えな」
そう言って、ニヤリと笑う。
か、格好いい!!!!
多くを語らずとも伝わる、その真意。
彼が演じなかったら
成立しなかったであろう、名シーンである。
ジャック・パランスは、この映画で
初のアカデミー・助演男優賞を受賞した。

ヒゲはふと、
そのシーンを思い出して
自分の人差し指を見つめる時がある。
「人生の秘訣って?」
そしたら、頭の中で
ジャック・パランス演じるカーリーがこう言う。

『それは自分で考えな』…ニヤリ。

…とまあ、思い入れが強い分、
随分長くなってしまいました。
まだご覧になってない方は、是非!
観賞後、これほど
清々しい気分にしてくれる映画は
なかなかないッスよ!!

City05_1

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シティー・オブ・ゴッド

不定期連載してます
『勝手にリスペクト・ザ・ムービー』
旅行日記も、一旦落ち着いたことだし
今後は週イチくらいでやってこうかなーなんて
思っております。
ご覧頂いてる方から
「こんな映画もおもしろいよ」なんて
コメント頂けましたら、これ幸いです。


さてさて、
今回、紹介させて頂きます作品は
『シティー・オブ・ゴッド』

Citygodタイトル/
シティー・オブ・ゴッド
原題/CITY OF GOD
→CIDADE DE DEUS
製作/2002年
製作国/ブラジル
配給/アスミック


【出演】
ブスカペ…
アレッシャンドレ・ロドリゲス
リトル・ゼ…
レオンドロ・フィルミノ・ダ・オラ
セヌーラ…
マテウス・ナッチェルガリ
ベネ…
フィリピ・ハーゲンセン


【スタッフ】
監督/フェルナンド・メイレレス
共同監督/カチア・ルンジ
原作/パウロ・リンス
脚本/プラウリオ・マントヴァーニ
撮影/セザール・シャローン
美術/ツレ・ペアケ
編集/ダニエル・レゼンデ
製作総指揮/ヴァルテル・サレス


近年、ヒゲが観た映画の中でも
1、2を争う衝撃を頂戴しました。
「映画って、スゲーな!!」と再認識する
濃厚かつパワフルな作品です。
まだご覧になってない方には、
是非おすすめします。
ただし、
目を背けたくなるシーンも
多々ございますので、
それなりの覚悟は必要です。


【あらすじ】
舞台は60年代後半、ブラジル。
リオデジャネイロ郊外にある
公営住宅“シティ・オブ・ゴッド”。
集まってくるのは、
洪水や放火で他のスラムを
追い出され流れてきた貧民ばかり。
皆、天国を求めてこの街にやって来たはずだった。
 写真家になって街を出ることを夢見るブスカペ。
リオ一のギャングになることを夢見る
リトル・ゼ(=リトル・ダイス)。
ギャングから足を洗い、
彼女と他の街での平和な生活を夢見るベネ。
自分のシマを守れるか、
瀬戸際のヤクの元締めセヌーラ。
それぞれの人間が、
愛と欲望が渦巻くリオのスラム社会。
ドラッグと暴力と血にまみれ、
少年たちは、徐々に手のつけようのない
危険な怪物へと変貌していく…。


実話がもとになってる本作。
キャストも実際、スラム街で生きる
少年たちをオーディションしたらしい。
「現実に愕然とした」なんて
感想もチラホラ聞きますが、
ボクとしては
それじゃモノ足りない気がします。


これは、完璧な映画です。


『シティー・オブ・ゴッド』を観て
ボクは絶対、批評家さんには
なれないなーって思いました。
こんな映画に出逢ったら
ただ、こう言うしかありません。
「スゲェー!!!!!」

Cityofgod01Cityofgod02_2

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デッドマン

今の職業(映像屋)をやってて
「君の好きな映画は何?」って良く聞かれます。
いざその時になると、たくさんあり過ぎて
うまく答えられなかったりするものです。

さてここでは、
当ブログの代表であるヒゲが
勝手気ままに、
好きな映画を紹介する企画を
開始させて頂きます。

その第一回目としまして
紹介させて頂きます映画は、
『デッドマン』です。
Dead_3
タイトル/デッドマン
原題/Dead Man
製作/1995年
製作国/アメリカ
配給/フランス映画社

【出演】
ジョニー・デップ(William Blake)
ゲイリー・ファーマー(Nobody)
ロバート・ミッチャム(John Dickinson)
ガブリエル・バーン(Charlie Dickinson)
ミリ・アヴィタル(Thel Russel)ほか

【スタッフ】
監督/脚本 ジム・ジャームッシュ
製作     ディミートラ・J・マクブライド
撮影     ロビー・ミュラー
音楽     二ール・ヤング
美術     ボブ・ジンビッキ
編集     ジェイ・ラビノウィッツ
字幕     戸田奈津子

※この作品は全篇モノクロ作品です。

ボクはジョニー・デップが好きです。
何故かというと、カッコいいからです。
「子供か!」と思うくらい
シンプルな理由で恐縮ですが、
ボクが彼に惚れるキッカケとなった本作を観れば、
分かって頂けるのではないでしょうか?

ストーリーは、ざっとこんな感じです

舞台はアメリカ西部、1870年代。
東部の会計士ウィリアム・ブレイク(J・デップ)は
職を求めて、あるサビれた街に辿り着く。
ところが職につくことは出来ず、
しかもあるトラブルに見舞われて
その地の名士の息子を撃ち殺し、
自らも重傷を負ってしまう。
彼はかくしてお尋ね者となり、
その懸賞金を狙う3人の殺し屋に
追われるハメに…
怪我で意識モウロウの中、
どこ行くアテなく彷徨い歩く主人公。
そこで彼は“ノーボディ(誰でもない)”と名乗る
インディアンと出逢い、
共に自らの人生の終着を求める旅へと向かう。

終始、音楽を担当している
ニール・ヤングの即興ギターが鳴り響く中、
淡々と物語は進行していきます。
かなりオフビートな感じなんで、
最近の展開が早い映画に慣れた方は
途中で居眠りしてしまうかも知れません。

んでも、ラストは圧巻。
あれほどまでにシンプルで、
かつ完璧なラストシーンは
なかなかお目にかかれません。
ボクも創り手としてビンビンに触発され、
「絶対、いつかこんな映画が撮りたいなぁ」と
思った作品です。

おまけとして、音楽好きな方は
イギー・ポップが妙なチョイ役で
出演してたりしますので、そこも見所です。
Deadman01_1

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